気分次第で三時間のデートの予定が五時間になったり、週末にパッと思い立って二人きりの小旅行に出かけようとする人のほうが、恋愛の相手としてはずっと魅力的であろう。しかし、家族ぐるみのお出かけで遊園地をカットしたら子どもがむくれるだろうし、デパートの買い物を省略したらおばあちゃんは不機嫌になる。気分次第でクルクル予定を変えることは結婚生活では許されないのだ。「朝令暮改」は恋愛では通用するが、結婚では通用しない。気分の変動の激しい人は恋愛向きだが結婚向きではない。一度決めたら必ずきちんと実行できる人は結婚向きである。結婚向きの人を見分ける第三は柔軟性だ。自分の欲求を満たすとき、ひとつの方法がダメなら別の方法をとれるという柔軟性である。お腹が空いたとき、うどんが食べたいと思うのだが、うどん屋が見当たらない。仕方がないからそば屋に入ってそばで間に合わせる、イタリア料理店があるからスパゲッティを食べよう、と方針転換ができる人は柔軟な人である。ところが、どうしてもうどんが食べたい、そばやスパゲッティでは嫌だといって、わざわざ車を飛ばして、あくまでもうどん屋を探そうとする人もいる。恋愛中の相手ならそれも苦にならないし、簡単にそばで間に合わせるより楽しいかもしれない。だが所帯をもって、なお同じことを続けるわけにはいかない。こういう柔軟性に欠ける人は恋愛向きであって、結婚向きではない。?がまんする力が強いか弱いか。?気分変動が激しいか穏やかか。?柔軟性があるかどうか。この三つが、相手が恋愛向きか結婚向きかを見分ける重要なポイントである。
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